まだまだ日本ではマンションを「終の住処」とは考えない人も多く、外断熱の価値も理解されない(必要とされない)ケースも少なくありません。そのような場合には、1〜2割高いだけで決定的に「選択外」となってしまうでしょう。しかも、外断熱工法の場合には、施工コストを下げ、断熱性能を保つために凹凸の少ない設計を求めるため、室内側では多少狭くなったり柱が出っ張るようなことも出てきます。「それでコスト高なら、やっぱり普通のマンションでいいよ」と言う人も、現状では少なくないようです。それで従来のマンションを選択されてももちろんよいのですが、必要なことは、外断熱マンションというものがあって、そのメリットも十分に理解したうえで従来工法のマンションを選択したのだ、ということです。しかし現状は、違います。多くの人が外断熱の価値(または内断熱の問題点)を知らずにマンションを購入してしまい、そのあとで「外断熱がそんなに良いなんて知らなかった。損をした」と考えているのです。そのためにも、メリット・デメリットを含めたすべての情報開示が必要だと考えています。