子育てを経験している教師

2011-08-25

元気いっぱいの子どもが急にふさぎこんでいるような場合、子育てを経験している教師なら、まず子どもの様子を注意深く観察し、その上で、適切な働きかけをします。わが子でも同じようなことを幾度も経験しているから、慌てたり、どぎまぎしたりすることがないのです。ちなみに、私どもが教師を採用する際の条件は、まず四年生大学卒で幼稚園と小学校の教員免許を持ち、なおかつモンテッソーリ教育の有資格者であることです。そしてここが重要なところですが、子育ての経験者である者に限っています。友だちのような若くて元気のいい先生もいいでしょうが、子育ての経験のない人は、子どもというのは自分の思う通りにはいかないことをご存知ないのです。自分の理想をすぐ押しつけたくなります。その点、育児経験者は自分の子どもで経験していますから、ゆったりと構えて、子どもが自分で行動を起こすのをがまん強く待つことができます。また、自分の子どもを受験させた経験がある教師は、経験者にしかわからない細かいことや心配事にも相談にのることができます。それからもうひとつ。これを申し上げると誤解を招くといけないのですが、幼児教室の教師という仕事で生活の糧を得ようと考えている人は、その人がたとえどんなに優秀であっても、私どもでは採用を見合わせています。