省エネルギーは、単に光熱費の節約ということだけでなく、いまや地球環境問題とも関連してクローズアップされています。省エネ住宅をつくる時のポイントは、何といっても熱の出入りを抑えることです。一般家庭で消費するエネルギーのうち「暖房」が29%、「冷房」が2%といわれます。これは全国平均であって地域によって冷暖房の割合は多少異なりますが、いずれにしても総量の約3割を冷暖房用のエネルギーが占めているのです。家を建てるとき、熱の出入りをできるだけ抑える断熱効果の高い構造にすれば、この冷暖房用エネルギーを減らせるのです。具体的な方法としては、天井や壁、床、窓などが熱を伝えにくくする「断熱化」と、空気の流れによって熱が逃げるのを防ぐ「気密化」という2つのアプローチがあります。「断熱化」は、壁や天井、床下に断熱材を組み込みます。断熱材としては、現在グラスウールのような繊維系と、ボード状の発泡プラスチック系が主流で、それぞれ一長一短があります。断熱化では窓も重要です。
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