学校教育では一斉授業が主体

2010-12-01

親が名コーチになるどうしたらよいか。私がかねがね不思議に思っていることは、勉強の世界ではなぜコーチという存在が日陰になるのか、ということである。スポーツの世界ではコーチはあたり前の存在で、一人ひとりに合った指導をしてくれる。実際、どんなに素質のある子でも、コーチなしには一流選手にはなれないし、だからこそ金メダルでも取れば選手ともどもコーチも脚光を浴びるのである。それほど、才能を伸ばすためにコーチというシステムは有効なのに、なぜか学校教育では一斉授業が主体で、あとは自学自習に任せるだけである。イギリスの大学のチューター制度のように、適切な個人指導は知的能力を伸ばすのに非常に有効なものであるにもかかわらずである。このように述べると、すぐ家庭教師を思い浮かべる人もいるが、家庭教師は一対一で勉強を教えてくれる人であって、コーチとはやや異なると思う。コーチというのは単に技術を教えるだけでなく、選手の生活全体を見渡して適切なアドバイスができる人であるからである。