核家族化が進んだり、単身者が増えたり、生活のシチュエーションがさまざまな様相を見せるようになると、大型の白一辺倒の電化製品では、飽き足らなくなってしまいました。需要側に変化か起きたのです。結果的には価値観の多様化が進み、供給側もそれに対応する必要に迫られたわけです。電化製品に色がついたり、コンパクトにまとめられたり、機能の多様性も求められるようになり、需給の両者に個性が重要視される時代となりました。こうして個性化の時代が幕を開けたのですが、周知の通り、これもまた混迷の時代に入ってしまいました。あまりにも個性=善という解釈が先行してしまい、他人のしていないことが、すべて個性だという歪曲した解釈が起きてしまったのです。
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