アパレル製造卸の機能

2011-02-17

アパレル製造卸の機能は、商品企画、生産、販売であるが、自社で縫製部門を持つアパレル企業は圧倒的に少なく、ほとんどが外注生産に依存している。メーカー型の大手アパレルや中堅アパレルの一部では、技術部門や自社工場を抱えているところもあるが、多くのアパレルメーカーにとって、生産は外注管理が中心的な業務となっている。実際の生産を担うのは布帛系では縫製工場であり、ニットではニッターである。アパレルメーカーは、自社との取引の歴史や技術レベルなどを勘案し、専属的な協力工場群を組織し定期的な会合を開いて、ファッション情報や縫製技術、新素材の可縫性情報などを交換している。一般的に、アパレルメーカーは当該シーズンの一年前から商品企画を始め、デザインシルエット、素材、色柄、アイテムを決め、まずサンプルを作る。シーズンのほぼ半年前に開く展示会でサンプルを得意先の小売業者に示し、そこでの受注状況やバイヤーの反応を見ながら生産数量を決め、縫製工場に発注する。