日本のアパレル企業の売上高ランキングをみると、総合アパレルメーカーが圧倒的に強い。『繊研新聞』による二〇〇五年度アパレルメーカーランキングから売上高ベスト10を作成してみると、うち八つを総合アパレルが占める(総合と言えないのはインナーウェアのワコールホールディングスにレディスのクロスプラスのみ)。「総合」とは、一般的に言って婦人服、紳士服の両部門、あるいは婦人洋品、紳士洋品の両部門など最低二部門以上を扱っているアパレルメーカーに与えられる呼称である。ランキングの上位は、(1)ワールド(2)オンワード樫山(3)ファイブフォックス(FF)(4)ワコールHD(5)イトキン、である。(ワールドは小売、卸売価格の合計、FFは推定)。売上げ1000億円以上は九社で、ここ数年上位集中化が進み、格差が大きくなっている。