体型にフィットした服をきちんと見極めよう

2011-03-04

カットソーならまずは広げてみて、腕のデザインはどうか、ネックラインはきれいか、などをチェック。迷う要素がひとつでもあるときはもちろん、大丈夫と思っても、最終確認のために試着すべきです。でも私がこだわっているのはあくまでも「服」のサイズであって、「9号」や「M」といった表示サイズではありません。時々、「私は絶対9号しか着ない」と意地を張ってピチピチの服を買ったりする人がいますが、それが命取りです。なかには女心をくすぐるサイズ設定をしているメーカーなどもあって、ゆるーい9号をつくったりすることも。それで、「あら、9号が入ったわ」と喜んで買っている人を見ると、[それ、本当は11号よ]と耳打ちしたくなります。たとえばイタリアンブランドの場合、私のサイズはいつもだいたい「40」ですが、ブランドによっては「42」がぴったりのことも。この間も、あるスカートが気に入って。40”を買おうとしたのですが、試着してみたらなんと。42”のほうがずっときれいに見えることが判明。迷わず。42”のほうを買いました。ごそれでも「42」を着ることに抵抗がある人の気持ちはよくわかります。クローゼットからその服を取り出すたびに、背中のタグの「42」がいつも真っ先に目に入ってくる……みたいな。そんなときは「42」と書いてあるタグをハサミで切ってしまえばいいのです。長い間スタイリストという仕事をしてきた私でも、洋服は着てみないとわからないところがあります。特に微妙なラインやシルエットが勝負の春夏の服はくせ者です。「9号」や「11号」といったサイズで安心したり、ガッカリしたりするより、体型にフィットした服をきちんと見極めたいものです。