面接に過度に傾注し、各社ともに同質的なスタイルをとる現在の選考プロセス。ここにも問題がある。採用時期、採用経路、採用コースと同時に、採用選考方法も、多様化させたい。各社が各社なりに、もっともっと個性的な選考方法を考えるべきだし、一社の中でもいくつもの方法があっていい。「日常×主観」「日常×客観」「非日常×主観」「非日常×客観」の四つの象限の特性を活かした設計を行いたい。「採用選考ポートフォリオ」を見直し、多様性をもったスタイルの確立を目指したい。
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面接以外で、多くの企業が現在実施している選考方法のひとつに「ペーパーテスト」がある。公務員試験の一次試験の問題のように、一般常識や読解力(現代国語)、数量処理力(算数、数学)を問うものと、作文・小論文のような表現力、論理性を問うものに大別されるだろう。これらの多くは、大量の応募者の中から、基準に満たない人をふるい落とす、いわゆる足切りとして使われている。