日本のストリートファッションの多くは、団塊の世代と団塊ジュニアが作り出したと言っても過言ではない。古くは一九六〇年代半ば、まだ若かった団塊世代が世界中でヤングパワーを炸裂させ、ミニスカートやマキシスカート、ジーンズやTシャツなど反体制的なスタイルでファッションに革命を起こした。その洗礼を受けた団塊ジュニアも、九〇年代初めのまだ高校生だった頃から、さまざまな流行を生み出してきた。スポーツのテイストを取り入れたアメカジを皮切りに、紺ブレブームや古着、グランジスタイル。九〇年代半ばには、女の子のようにぴったりとしたTシャツを着るフェミ男や渋谷系、ミックススタイルのストリートカジュアルや裏原系、ベーシックなデザインの平成ブランドブーム。その後もコギャルブームや、109系といわれるセクシーカジュアル、セレブカジュアル、東京エレガンスなどのメーン世代として君臨してきたのだ。