一括借り上げで時間貸し駐車場が開業すれば、オーナーはとくに何もしなくても定期的に賃料収入が入ってくるようになります。でも、だからといって何もしないのでは、見通しに誤算が生じたり、結果的にソンすることになりかねません。毎月の賃料の振込状況を翌日には確認するようにしましょう。もしも入金が遅れるようなことがあれば、単なる事務処理上のミスというにとどまらず、その会社の資金繰りがおかしくなっていることを示す兆候かもしれません。早めに解約、他社への乗り換えなどの手を打つ必要があります。よほどの遠隔地でない限り、定期的に現地を見ておくようにしましょう。稼働率はどうか、清掃は行き届いているかなどをチェックします。清掃が十分でなければ担当者にクレームを入れる必要がありますし、稼働率が予想以上に高ければ、契約更新時には賃料引き上げの材料になります。逆に、賃料引き下げの話がくれば、自分の目でみたことが反論の材料になるでしょう。ついでに、ライバルの駐車場も見ておくのがいいでしょう。他社に比べて清掃が行き届いていないなど、具体的な例を示しながら担当者と話ができるはずです。なお、契約更新の時期が近づいたら契約を更新するのか、打ち切るのかの方針を決めておきます。更新契約は通常1年か2年ですが、このまま続けるのか、また近いうちに別の用途に切り換えるのかなど、できるだけ早めに方向性を出しておいたほうが更新や解約がスムーズに運びます。