キリスト教式、神前、仏式、どんな宗教であれ、結婚するカップルが、自分たちの力や知恵を超えた、何か偉大な“存在”の祝福や導きを求める気持ちは分かります。〈結婚〉それは、人生における最大のイベントだからなんですよね。もちろん、挙式、披露宴、ハネムーンなどといった形の上での出来事としても、大きなイベントです。結婚する当人にも、その親族にとっても。でも、それ以上に、結婚は大きな精神的な出来事なんですね。男女の結びつきの一つの形態である〈結婚〉が大きなテーマとなって、人々の人生を彩っていることは、いつの時代においても変わりません。結婚を避け、シングル・ライフを志向する男女が増えている今日も、〈結婚〉が人生の一つの軸であることには変わりないことでしょう。それは、〈生きる〉ということに重要な意味を持つ、男女の愛のあり方と深く関わっているからでしょう、きっと。男女の間の愛。これほど不思議で、神秘的なものはこの世にないんじゃないでしょうか。また、これほど、大事に取り組まなきゃならないものはないとも思います。自分のすべてを賭けて愛する相手であるかどうかの判断、そして、〈この人〉と決めた人に注ぐ愛のあり方の学習。決して易しいことではないですよね。